社会に数理思考で切り込む問題解決型人材育成
現代社会には「効果的な…」、「無駄のない…」といった効率が求められる場面であふれています。特に、経営学部が対象とする企業や行政の分野では「利益最大」「費用対効果」といった言葉に象徴されるよう通常で効率性が求められます。
例えば、「スタッフの勤務シフト」、「コンビニの配送経路」、「一票の格差を縮小する選挙区」、「学校の時間割」、「ホームセンターの棚割り」など様々な場面で効率の良い計画が必要です。この要望に応えるために考えられた様々な問題解決に向けた知恵の集まりは「オペレーションズ・リサーチ」と呼ばれます。 データを基盤とし数理的手法で計画を策定する特徴を持ち,経営や行政での意思決定を支える技術群として社会で利用されています。
経営を学ぶのに「技術」と言われるとちょっと不思議に感じるかもしれません。しかし、遅々として進まない窓口に並び「こうすれば早く進むのに…」といった思いを抱いたことはありませんか?そうです!この「こうすればもっと良くなる」との改善思考を形にしたのが「オペレーションズ・リサーチ」です。社会が求める問題解決力に直結する基礎力です。根本ゼミでは,「こうすれば良いのでは」との発想を大切に育てる力を鍛えます。