卒業したら何になる? 大学院へ進学する

富沢 武士(早稲田大学大学院ファイナンス研究科)宇津木 琢也(文教大学情報学研究科)

大学で学んだことを基礎にさらに深く学びたい人へ、大学院進学を決めた先輩からのメッセージです。

富沢 武士(早稲田大学大学院ファイナンス研究科)

早稲田大学大学院ファイナンス研究科
富沢 武士(2013年3月石田ゼミ卒業 公認会計士短答式試験合格)

公認会計士として日本経済の活性化に貢献したい

私は現在、早稲田大学大学院ファイナンス研究科で金融工学を研究しています。大学では石田ゼミに所属し、財務会計の基礎を学ぶと同時に公認会計士試験合格に向けダブルスクールに取り組みました。同じ目標に向かう仲間との時間はとても有意義で、一生の友人を見つけることもできました。
また、大学3年次には世界最大級の会計事務所PwCでのインターンシップに参加することで将来への具体的なイメージを掴むことができ、より高度な金融工学や会計学の知識を深めたいと強く思い、大学院への進学を決意しました。大学院での勉強は学部以上にディープな考察が要求されますが、文教大学で基礎を学び、また将来について具体的なイメージを抱けたからこそ、今まで以上に学ぶことに貪欲になれています。大学院修了後は、金融の実情に精通した公認会計士として、日本経済を担うプロフェッショナルになりたいと考えています。皆さんも大学時代を自己の成長を実感できる最高の機会にしてください。

宇津木 琢也(文教大学情報学研究科)

文教大学情報学研究科
宇津木 琢也(2013年3月根本ゼミ卒業)

大学での体験は学びの宝庫

大学では、自分の希望進路によって様々なコースを選択できるようになっています。私は、学部2年生からオペレーションズ・リサーチを中心とした授業をとり、意思決定・問題解決の手法を修得し、KJ法やマインドマップなどを通し問題解決のための思考法・表現法を身に付け、PERT、LP、シンプレックス法などを用いた数理計画法・最適化手法を学びました。と同時に、中学時代から六年間取り組んできた和太鼓の活動を大学でも積極的に展開したいと思い、和太鼓サークル「楓」に入りました。
そこで私は、先輩方や後輩そして同期の仲間と様々な場で演奏し、太鼓を通じて多くの人達と繋がることができました。そして、その繋がりから 大ホールでの自主公演、東日本大震災の仮設住宅での演奏、プロ和太鼓団体への入団等といった多くの体験をする事ができました。このように、大学では様々なことを体験し、学ぶ事ができます。私は大学で学んだ知識をより深く勉強し、それを生かした研究に取り組みたいと思い、大学院へと進学しました。多くの繋がりや学ぶきっかけを作ってくれた大学は、これからも私にとって大切な場所です。