大学が定める資格を取得した場合には、大学授業を履修したものと認め、所定の単位を認定します（日商簿記3級：4単位など）。経営学部では「日商簿記3級試験」の資格取得を奨励しています。1年生秋学期開設の「基礎簿記演習」授業を履修し、真面目に取り組めば充分に合格することが可能です。また、「生涯学習センター」では、各種資格取得講座や検定試験を学内で割安に実施し、さまざまな資格取得をサポートしています。さらに、税理士、公認会計士、中小企業診断士などの難関資格に挑戦する意欲ある学生をサポートする各種制度があります。

公認会計士試験、税理士試験に合格した在学生・卒業生の合格祝賀ポスターが貼ってある研究室ドア

経営学部では、卒業単位とは別に指定された教職対応科目を履修し、単位を取得することで、卒業時に以下の教員免許を取得することが出来ます。

卒業生に教員の多い文教大学ですが、ビジネスの世界で活躍している卒業生も大勢います。人間愛の教育で学んだ卒業生たちは、経営目標の達成において他者との協力を惜しみません。現在の競争社会では個人の努力や成果ばかりが強調されますが、互いに協力することの価値を知る本学卒業生は、今のビジネス社会で特に求められています。

経営学部の授業カリキュラムには、就職やキャリアに関する次のような授業を用意しています。

自らの適性や職業経験等に応じて職業生活設計を行い、職業選択や職業能力開発を効果的に行うためのスキルを学び修得します。

先進国や新興国を実際に訪れ、その国の経済活動や企業について学習します。

民間企業や市役所などの行政機関において、職場体験をすることで、より高い勤労観・職業観を育成し、自己の社会的自立・職業的自立を目指します。

国際社会で積極的に活躍するという意味でのキャリア開発に必要な「行動的な英語力」を育成します。

キャリア支援課が就職活動を直接サポートします。個々の学生が描く目標を実現するために、具体的なプログラムをつくりスケジュールに沿った着実な就職活動をサポートしていきます。

キャリア支援課では各種の就職活動対策講座を実施するとともに個人面談等を行い、個々人の就職活動をサポートしています。さらに、様々な業界で活躍する本学卒業生で組織する「キャリアサポーター」が、就職活動支援のために業界研究や面接対策のゼミナール講師として、後輩を後押ししています。こうしたボランティアが根付いているのも文教大学ならではの光景です。